カウンセラー紹介

COUNSELOR
林滋子
臨床心理士・公認心理師
林 滋子
専門分野

マインドフルネス、認知行動療法

 

メッセージ

コロナ禍に入る以前は、カウンセリングといえば対面が基本であり、オンラインでのカウンセリングはその限界やリスクに目が行きがちであったと思います。しかし、コロナの影響によりオンラインの必要性が高まり、今では会議やイベントなど、どんなこともオンラインで行うことに抵抗がなくなってきました。

しかしながら、私がオンラインカウンセリングについてぼんやりと構想し始めたのは10年以上前になります。20代の頃にイギリスへ心理学を学ぶため留学した際、私は児童精神科に併設する学校でボランティアをしていました。私の滞在していたロンドンは、白人英国人が半数以下であり、過半数の人が多様な文化的背景にあり、言語、宗教が異なりました。もちろん、私の担当していたクラスでも、母国語や宗教の異なる子どもたちが多く、コミュニケーションをとることに難しさを感じていました。このとき、支援側が不自由さを感じているのだから支援を求める当事者はもっと不自由さを感じているかもしれないと考えさせられました。また、日本への帰国後も、英語圏のクライエントが英語でカウンセリングを受けられるところを見つけることが難しいという声を聞くことも度々ありました。この経験から、そのような環境で更に孤立したり疎外感を感じたりすることのない様に、海外で暮らす方々が母国語の日本語で安心してカウンセリングを受けられる場所を提供したいと思うようになりました。

 

認定資格/トレーニング

・.bプログラム認定ファシリテーター
(英国で創られた、中高生用の10週間のマインドフルネスプログラム)

・COSP(安心感の輪子育てプログラム)認定ファシリテーター
(愛着理論による子どもとの健全な関係を育むための子育てプログラム)

 

関河千佳
臨床心理士・公認心理師
関河 千佳
専門分野

トラウマケア、統合的アプローチ

 

メッセージ

私たちは普段、思考・感情・身体にさまざまな反応を体験しながら生活しています。その際、身体を動かすとカロリーを消費するのと同じように、思考や感情もエネルギーを使っています。私たちは、ストレスに長く晒されたりトラウマを受けると身体にさまざまな反応が起こることがあります。呼吸が浅く、筋肉は緊張し、眠れなかったり極度に疲れたり、頭痛や吐き気などが生じることがあります。このような状態のときは私たちは思考や感情にうまくエネルギーを使うことができないため、物事を冷静に考えられなくなったり、感情のコントロールができなくなったりすることがあります。

私たちが自分の持っている力を最大限に発揮するのは、思考がちゃんと働くようになってからはじめて整っていきます。そのため、先ほどのような身体に負荷のかかっている状態があれば、まずはそこから解消していく必要があります。場合によってはトラウマの解消が必要になることもあるため、その際は専門的なトラウマ療法を提供します。思考、感情、身体がバランスよく機能するために、まずはご自身の状態や症状についてご相談ください。

 

認定資格/トレーニング

・EMDR(眼球運動による脱感作と再処理法)臨床家資格

・SE(ソマティック・エクスペリエンシング®)プラクティショナー

・自我状態療法(Ego State Therapy International)国際認定資格

・COSP(安心感の輪子育てプログラム)認定ファシリテーター
(愛着理論による子どもとの健全な関係を育むための子育てプログラム)

他、Brain spotting、TFT(思考場療法)、米国TRI(Community Resiliency Model®)認定コレモガイドなど